理事長あいさつ

第64代理事長 原田 直彦

2023年度スローガン

『情けは⼈の為ならず』

 2022年3⽉新城市に出された⽉間の出⽣届数は6名となり過去2回⽬の⼀桁になりました。⼈⼝の減少に⻭⽌めは効かず、2023年には⼈⼝4万2千⼈台へと突⼊します。少⼦⾼齢化社会の到来を⽌めることはできませんが、その中でも住み続けられるまちづくりが求められます。

 過去にも新城⻘年会議所では「やっとかめ⾷堂」や「SIM新城」、「公開政策討論会」と多くのまちづくり活動に携わってきました。この時、事業を⾏ったことによる成果の1つとして、これらの事業に関わった⻘年たちの成⻑が挙げられます。情けは⼈の為ならず。まちやひとのことを想い、活動することはいずれ⾃分に何らかの形で還ってきます。

 メンバーの皆さんに⼤事にしてほしいことはJC活動の意義や意味を⾃分の⽣活に落とし込んで考えていくことです。ともすれば、JC活動は仕事をせずにボランティアに明け暮れると写るかもしれません。この奉仕はまわりまわって何らかの形で⾃分のもとへ必ず還ってきます。ただし、活動を⾏わなければ当然何も還ってはきません。最も⼤切なことは⾏動すること。次に⼤事なことは⾏動した結果をもとに改善をすることです。

 以下に3信条をもとにした活動⽅針を⽰します。

友情「地域のネットワークを構築する基盤へ」

 経済・環境・社会はあらゆる分野で繋がっており、1つの事業者や団体だけで何かを成し遂げることは困難です。奥三河における地域課題の解決や産業振興のためのネットワーク作りを⽀援し、様々な繋がりの中で持続可能な組織を模索していきます。

奉仕「持続可能なまちづくりのために出来ることを」

 奥三河には多くの地域課題が眠っています。これらの課題解決に必要なことは情報なのか、ヒトなのか、カネなのか。課題の真因を⾒つけ、解決に向けて動くことがJCの掲げる奉仕活動の真⾻頂です。まちのために出来ることを模索し、活動して参ります。

修練「起点の⼀⼈として、⾏動を起こす習慣作りを」

 我々の⾏動⼼理の多くはこれまでの⼈⽣で培われた習慣によるものです。変化の激しいこのご時世においては誰よりも早く⾏動し続ける姿勢が求められます。この⾏動する姿勢が常態化することで⾏動⼒を持った信頼される団体へと成⻑するでしょう。

 住み続けられるまちを作るため、新城⻘年会議所ではこれまでも様々な事業を展開してきました。地域からの信頼に繋がるこれらの活動を⾏ってきた諸先輩⽅の期待に応えるためにも、我々もまた持続的な活動を⾏い、次の世代へとバトンを受け継いでいきます。

以上